レンガ通り

レンガ通りを郵便馬車が
君の便りを運んでくるよ
僕は小さな屋根裏部屋で
春の足音待っている

鈴を鳴らして近づいてくる
季節はずれのサンタクロース
僕は大きな背中をまるめ
曇った窓をみつめてる

君は妖精 春の囁き
君は陽気な春の風だよ
はずむ足音 響かせながら
くねった坂道 登ってくるよ
ねぼけた仔犬も目をさまし
君のあとをかけてくるよ

黄色い陽ざしが扉を開けて
この手の中に飛び込んできた
悩んだことも昨日までのこと
今日からゆっくり眠れるな
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