トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く

流星の雨がふりそそぐ トリフィドの日がついに来た
二人だけは生き抜く
植物に食らわれた町 あなたと私だけ残る
トリフィドの幹に駆け登り そして 星座まで行けるよ

小説の通りに 人々は食べられ
逃げ方を誰にも教えなかったのは
だってあなたを残して どいつもいらない

輝ける雨がふりそそぐ トリフィドの日がやっと来た
二人だけは生き抜く
植物に食らわれた町 あなたと私だけ残る
トリフィドの幹に駆け登り そして 星座まで行けるよ

星々が降る夜は 目を塞いでなくちゃ
トリフィドに捕われないよう
そんなこと 絶対 二人以外に教えやしないさ

友達なんかは作らずに 変な本ばかり読んでた
あなたと出会い 恋して
世界からはこぼれたけど 流星の雨に紛れ
トリフィドの幹に駆け登り そして 宇宙まで行けるよ

ああ あなたの歌う言葉が なんにも変わってないのは
ああ 私はあなたそのものと いつからか これからもきっと

逃げ方を誰にも教えなかったのは
だって二人を残して なんにもいらない

流星の雨がふりそそぐ トリフィドの日がついに来た
二人だけは生き抜く
植物に食らわれた町 あなたと私だけ残る
トリフィドの幹に駆け登り そして 果てなく飛べるさ
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