ソルヴェイグの歌

乾いた風 冬の扉 たったひとりきり
あなたが私の頬にふれた気がして振り向く

こんなにも愛した夢も その香りも
いつか流され消えてゆくのに あなたは消えない

儚く揺れる 時の花 そっと口づけ 涙 ひらり
ふいに途切れたふたりの続き かき消されてゆく

なぜ 私 忘れたいのに 忘れられない
戻らない過去の中でいつも微笑むのは あなた

Tururururu...だからそっと私は歌うわ
Tururururu...だって今にも 私の心が 壊れてしまいそうでこわいの

隠してた こころの傷は 私の歌
今を生きてるこのすべてを歌にしたのは あなた

Tururururu... そう、まだあなたを信じてる

私にふれて また夢を見せて あなたが見てきたすべてを
ただ抱きしめて 私を愛して
聴かせて あなたの すべてを

乾いた風 冬の扉 たったひとりあなたを待ってる
孤独の闇に吸い込まれ 忘れ去られても
私は歌い続けるわ またあなたに出会う日まで
×