楽園のおはなし

深い森の奥にある小さな家で毎日糸紡ぎ
夕暮れには羊を連れてあの丘へ登り同じ唄うたう

吹きつける冷たい風から身を守る術なら知っている
時々近くを通り過ぎる渡り鳥に想いを託せば

次の春には異国での出来事話してくれるわ
それは夢で見た蒼い海の楽園のおはなし

ラララ…

求めるものさえわからなくなり旅に疲れ果てた男と
恋に落ちて一緒に暮らし始めた
ほのかな新緑の香り

やがて男は馴れ合う生活に捨てきれなかった
故郷を思い出した
3度目の春 また1人になった

ラララ…

ラララ…

今日も唄う夢を見て
たった1つの思い出は

蒼い海の楽園のおはなし
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