春より若く

世界中 雨の夜でも
そこだけいつも 日だまりさ
わがままな 夢追い人を
支えて今日まで 来た女よ

どんな言葉でも語れない
さりげなく 強い絆
思い出す 恋した春を
君はスミレの香りがした

妹が 寄りそうように
結ばれた日の 君とぼく
ふしぎだね 今ではぼくが
君の手のひら 甘えてる

永遠の愛も 誓わずに
越えて来た 長い坂を
君の夢 今度はぼくが
かなえてあげよう 不器用な手で

もう一度この世に 生まれて来たら
愛してくれるかい あの日のように
君よ咲け 春より若く
ぼくの心に いつまでも
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