はだしの散歩

さわやかな朝は あのひとのもとへ急ぐ
緑の中を 裸足で
あのひとが めざめたら
窓辺でお茶を飲みましょう
ゆり起して あげたい
もう朝よと いって
手に下げた サンダルが
ゆらゆらと ゆれている
私の髪も なびいている
私たち恋人よ 眠りからさめたなら
すぐに逢いたいの すぐに

眠ってる頬に くちびるをそっとふれる
私のそれが 挨拶
あのひとを 待たせたら
くちづけなんか出来ない
どんな夢を 見たのと
たずねるだけ なのよ
水玉の スカートが
風の中 駆けて行く
あなたに私 もう夢中よ
私たち恋人よ 眠りからさめたなら
すぐに逢いたいの すぐに
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