私は死にたい

涙がかわきません 三日も過ぎて
あれからぬれたまま 私の頬は
あなたが背中でしめたドアの音が
今でも耳の底に のこっています
抱かれたベッドで こんなに泣くなんて
皮肉なことだと うらんでいます
明日の朝には 笑えるかしら
いえいえやっぱり 駄目でしょう

電話がかかりません あなたの部屋へ
何度もかけたけど お話し中で
モンローみたいに 死んでみたい気持
別れのことばを 伝えたいのよ
それでも結局 死んだりはしないで
いつもと同じに ふるまうでしょう
あなたに戻って もらえるかしら
いえいえやっぱり 駄目でしょう
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