さくら

華やかに彩られた春色のショーウィンドウ
冬から目覚めた街を人が思い思いに歩いていく
うまくいかない日もある 迷ったときには
すぐそばにいつでも君がいて励ましてくれたよね
夕陽が海に溶けるように 心のドアをノックして
出会う前の過去にこだわるより今を見つめていたい
少しずつ咲かせよう 君の心に桜を
あざやかにでもあたたかく 僕という名のしるしを今

受話器からこぼれ出した声に安心した
すれ違う時何度も重ねてわかり始めた優しさ
夜空に星がかかるように 今より素直になって
どんな今日もきっと許し合える 君と歩いていくから
少しずつ咲かせようよ 君の心に桜を
遠回りしてきたけれどいくつもの君に出会ってきた

愛は時に2人を近づけてそして時に離してしまう
恋はつらく苦いものなのでしょう 乗り越えてゆくものでしょう

ゆっくりと咲かせたい 君の心に桜を
一つでも多くの笑顔を思い出と残してゆきたい
君といる毎日を深く大切に生きていこう
何もできないかもしれない だけどほらずっとそばにいるよ
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