フレアスタック

正体不明の隣のタンク
白煙 飛ばして燻るなんとか
番することない倉庫のナンバー
ひとえに、絶え間ない その供給
なにか いつどこで 生まれ
無人の島を仕切る誰かを信じて
動く手 そう それがルール
明日々の事もわからないまま
我が立場を心配する気もない
向かいの埠頭に見える夜光にすがりつき
今日もまた一人

搬送されてた粗大な荷物
路面の線路に傷跡のこらず
火の花ちらした相棒は もう
知れずに道具の一部となったような
匂いがしても いずれ錆に 変わって消える
そんなものだけれども そう それがルール

Ah 瓦礫の事 柵がない事まで
主義にみせては ロマンに変えよう
頭もまだ機能しているはず 炎の柱に祈ろう
その灯りの下で 今 顔知れない誰かを信じて
動く手 そう それがルール
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