清き流れ

はるかより はるかへつづく
歳月を重ねて 二千年
嵐の夜も また朝も
われらを守り われらを愛し
清く流れる 五十鈴の川よ

おごそかに みそぎを払い
神に近づく 国民は
宇治橋渡り 晴れやかな
笑顔をつれて 戻ってくるよ
白い鳩舞う 古代の森を

雅楽鳴る 勾玉池(まがたまいけ)は
伊勢を讃えて 光る風
日本の母が また父が
誠を秘めた 玉砂利(たまじゃり)ふめば
語りかけるよ 心のふるさと
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