愛の言葉

君の悲しみを聞かせておくれよ
僕には何にも出来ないのかな
強い風が窓を揺らしていた夕暮れ
時は立ち止まって ふたりの言葉を奪い取るけれど

どんな明日が待っていても 僕は君のために生きてゆける
涙が溢れたなら 僕の目を見つめて
どんな明日が待っていても 僕は君のために生きてゆける
たとえ闇に迷って 何もかもすべて失っても

君は悲しみを忘れようとした
代わりは誰でもよかったのかな
ガラス越しの街は夜へと続くようで
君は目をそらして 窓に映る自分を見つめている

どんな明日が待っていても 僕は君のために生きてゆける
傷つくことなんて 僕はもう怖くない
どんな明日が待っていても 僕は君のために生きてゆける
胸の中を塞いだ 悲しみを消してしまうために

愛の言葉は 君と僕の間で
息をひそめて ただ立ち竦んでいる

強い風が窓を揺らしていた夕暮れ
時は振り返らず ふたりを夜へ連れて行こうとする

どんな明日が待っていても 僕は君のために生きてゆける
涙が溢れたなら 僕の目を見つめて
どんな明日が待っていても 僕は君のために生きてゆける
たとえ闇に迷って 何もかもすべて失っても
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