流沙の護り

男の子度胸は はがねの味よ
伊達にゃ下げない 腰の剣
抜けば最後だ 命をかけて
指もささせぬ この守り

流れゆたかな 黒竜江に
岸のしげみが 我が住家
水を鏡に ひげづらそれば
満州娘も 一目惚れ

可愛いはいのうの 枕のそばに
今朝はひらいた 名なし草
千里続いた この流れ沙
国の光で 花が咲く
国の光で 花が咲く
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