喜望峰

北風に追われ南へ向かう
俺の行く先は聞いてくれるな

独りでいるより二人の方が
なおさら孤独な時もある

男には道がある
君には見えない 聞こえない
旅立つ場所に戻って来るのが
俺の旅さ そんな気がする

灰色の空と荒れ狂う海
そいつが見たいから 心が騒ぐ

いつも俺なりに生き方選ぶ
それをわがままと笑いなよ

世界地図 壁に貼り
行方はピン投げて決めるのさ
遊ぶみたいに生きてる男が
一人いてもいい気がする

たぶん離れれば恋しくなるさ
君の面影に触れたくなるさ

待っててくれとは今は言えない
コインでも投げて決めてくれ 決めてくれ
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