蛇烙

昨日よりも痛む指先
行こう 前途揚々日和
ばかな蛇が手に巻き付いたみたい

君をそっと抱き締めたら
僕は天国から突き落とされた
明日もきっと晴れるかな
あとほんの少しだけ利口になりたいのです

きっといつだって
斜めにモノが見えるこの世界じゃ
どんな時だって
まともに歩けるわけありゃしないね

君をもっと強請ってみても
蛇のようなこの手じゃ触れない
僕ならきっと昨日よりも
上手い具合にそこらを這い回るんだぜ
×