夜が揺れている

夜が揺れている

夜が揺れている
僕の手の中で
春の桜と君が嫌いだよ
一人ぼっちじゃ空に昇る思いだ

嬉しい事全部と悲しい事全部を
足して2 で割って日常に返してく
君が抱く小さな憧れ、その色を
僕は気になって暮れ空に預けた

刹那、落ちてきた意味ありげな暗がり
この世界の半分に答えをつけて

まだ君は知らないだろう
そろそろ行かなくちゃ

夜が揺れている
僕の手の中で
夏の花火と君が嫌いだよ
一人ぼっちじゃ空に昇る思いだ

刹那、訪れた曖昧な空白
大好きな景色ももうすぐ消えていくよ

嫌だ 君に言わなくちゃ
本当のさよなら

夜が揺れている
僕の手の中で
秋の落ち葉と冬の澄んだ空気と君が嫌いだよ
一人ぼっちじゃなきゃ空には昇れないや

「ありがとう」「バイバイ」
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