思想電車

田舎町、いい天気、横切ってゆく
独り言、僕に言う、「乗り過ごそうか。」

見知らぬ人 次々と 一緒に乗せて
ちらほらだけど
軽々と僕も乗せて
一日あれば ここまで来れちゃうんだなぁ

行き先のない旅を 少しでも僕は幸せになろうとする
夕暮れを見届けたよ
なんだか嬉しくて、夜が少しきれいに見える

長い旅 帰り道 忘れないように
日記を書いてるよ
君の顔、あなたの声、忘れないように
毎日読み返して

行き先のない旅を 少しでも僕は歩いて行きたくて
夕暮れを見てたら 少し寂しくて…
一人ではいれないんだよ

遠くまで目を凝らして
あそこだよ!ほら いつでも見えるでしょ?
夕暮れに間に合ったから
なんだか嬉しくて、ちょっと温かくて、
夜が少しきれいに見える
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