夢情話

酒が云わせた ひとことが
お前のきもちを 変えたのか
吐いた言葉を かきあつめ
素直な男に なかれたなら
夢をつぎ合い 呑めただろ

無理をお前に 押しつけて
何度も泣かせた 酒の夜
白いめもとを ふるわせて
この手をはらって 行った奴
夢が終わった それぞれの

心一ッも やれないで
倖せうばった 俺なのか
他の誰かと 人生を
お前はさがして いるだろか
夢をのみほす ひとり酒
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