アキラのさらばシベリア鉄道

哀しみの裏側に 何があるの
涙さえも氷りつく 白い氷原
誰でも心に冬を
かくしてると 言うけど
あなた以上 冷ややかな 人はいない

君の手紙 読み終えて 切手を見た
スタンプには ロシア語の 小さな文字
独りで決めた別れを 責める言葉探して
不意に北の空を追う

伝えておくれ
十二月の旅人よ
いついついつまでも 待っていると

この線路の向こうには 何があるの
雪に迷うトナカイの 哀しい瞳
答えを出さない人に
ついてゆくのに疲れて
行き先さえ無い明日に 飛び乗ったの

僕は照れて 愛という 言葉が言えず
君は近視まなざしを 読みとれない
疑うことを覚えて 人は生きてゆくなら
不意に愛の意味を知る

伝えておくれ
十二月の旅人よ
いついついつまでも 待っていると