男一代

神が俺(おい)らに 与えてくれた
命と言う名の 預かりものを
護り通して 生き抜くからは
人に優しく 情けにあつく
男一代 燃えてやる

苦労かけるが 許して欲しい
今更どうなる 後へは引けぬ
進むばかりが 道ではないが
山より高く 海より深く
男一代 燃えてやる

時世時節(ときよじせつ)が 変りはしても
誠の一文字 こころに抱いて
決めた道なら 迷いはしない
胸にきざんで 腹におさめて
男一代 燃えてやる
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