おれの銀河鉄道

風と波の音にゆられて 砂浜に横たわれば
いつでも夢が 手づかみに出来たよ

それでもまだ おれは生きてる 人並みに家族抱いて
いやでも夢の かたりべになるのさ

うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち
あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道

その汽車は 川沿いを走る その川は 天の川さ
見知らぬ街 いくつも駆けぬけ 七色に輝く リンゴ畑
銀色の静かな森 かささぎの駅にとまる

乗って来たのは 悲しい人達 降りて行くのは わけある人達
こんなきれいな 星の国でも どうして 切ないことばかり

うたた寝の はるか星空 満天のいさり火たち
あの時みたのさ 流れる星 おれの銀河鉄道

風と波の音にゆられて…
×