天下布武

鎧かぶとに生命をあずけ
戦にかけた 天下布武
眼下に望む びわの湖
安土にきずく 金の屋根
引くこと知らぬ 武士が
勝鬨あげる勝鬨あげる ときの声

近江支配をこの手が握る
乱世に生きる 男意気
時代は動く 時の常
我が身に勝る 敵はない
己が神ぞ 信長ぞ
命をかけた命をかけた 天下道(てんかみち)

天下統一(てんがとういつ) 都を前に
勝利にあける 信長も
運命の風は 吹きよせる
人生わずか 五十年
生きるも死ぬも半分半分(ごぶとごぶ)
炎の中へ炎の中へ 夢と散る
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