シーラカンスと僕

眠れずにテレビをつけたら
夜に見たニュースと同じで
淋しくなったんだ

空が海 見上げた雲は泡
深海魚な僕はあくびをして
どこかへ どこかへ行こうとする
泳いで 泳いで

青い目とウロコで うろうろする僕はシーラカンス
どこかへ走り出しそう さよならする深い夜から

灰色のビルはまるで珊瑚礁
息切れしてシャローを目指し泳ぐ
静かに 静かに

青い目とウロコで うろうろする僕はシーラカンス
どこかへ走り出しそう さよならする深い夜から

曖昧な若さを 無理に丸め ゴミだとした
どうか僕が僕のままあり続けられますように