ANSWER

「じゃあまたね」改札を抜けて
僕の後ろ姿に君は手をふってる
振り返らず背中で答えた
いつもとは違うサヨナラのサイン

遠く離れても大丈夫だって言った
去年の春がまるで嘘の様
すれ違う日々が 少しずつ2人の
恋の火を涙で消してった

忘れはしないよ 君の声と最後のさよならを
君と過ごした想い出を抱いて歩いてゆく

ホームへと続く階段で
無意識に君をまだ探してる

滑り込むメトロ
行き先はあの日の僕ら喜び重ねた日々へ

胸の片隅に浮かび消える笑顔と涙が
止まった僕の目の前をただ通過してゆく

季節が過ぎても 忘れないよ最後のさよならを
君と過ごした想い出を強く抱いて歩いて行ける

明日から君のいない日々が始まろうとしてる
不意にこぼれた君の名は思い出にしまって
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