美しい親友に

人生という重い荷物を
かわるがわる下げて
気がつけば ここまで来た
お前と二人で
子どもたちに 愛を食べさせ
若さも消えたけれど
おれだけは おぼえてるよ
まぶしいお前を
広いこの世界の 片隅の幸せ
相手役をありがとう 美しい親友よ

つらいことも 通りすぎれば
ただの昔話
笑ってる お前の目が
疲れをぬぐった
子供たちが 明日へ旅立ち
二人ぼっちになったら
若い日に語った夢
追おうよ もう一度
人生の真夏はいつしか過ぎたけど
ぬくもりは深くなる 美しい親友よ

人生の真夏はいつしか過ぎたけど
ぬくもりは深くなる 美しい親友よ
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