夫婦ごころ

あんな男と世間の人は
冷たい目をして 蔑むけれど
貴方あっての私です
貴方泣く時ゃ私も泣いて
それが夫婦の心の絆
浪花女の女の意地がある

生まれついての故郷なまり
田舎者よと笑われながら
悔し涙を見せたとき
影に日向にかばってくれた
貴方私の彼岸花
浪花女に女になりました

人の情けは銭では買えぬ
まして女の心の操
昔気質の意地っぱり
そう言う私も昭和の女
浮世世渡り下手やけど
浪花女の女の夢がある
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