明日へ向かう帰り道

夕焼け色に染まるる この街の中歩いている
言葉にすればいつも伝わらなくて胸にしまう

いつか見たあの空に浮かんだ雲に似ているなぁ
ふわふわ流れ行くまま 明日へ向かう帰り道

一欠片の不幸せと一欠片の幸せと 本当は二つを欲しがる
色褪せた孤独さでさえも…

伸びる影 沈む夕日に 僕等は何を願い何を祈ろうとするだろう
細く狭いこの道の行く先には変わらない温もりが僕を待ってる

きらきらと瞬いてる無数の星を見上げている
あのどれか一つだけでもあなたのもとに届けたいな

ひとときの道のりの中 つぶやく言葉を拾う
ひとひらの限られた時間 今まさに暮れてゆく街よ

伸びる影 沈む夕日に 僕等が託された日々の記憶とは何だろう
強く強く胸を打つ鼓動を信じて 今日の日とあの夕日に別れを告げよう

一つ一つ零れゆく無数の泪は 花となりいつか僕等を潤してゆくのでしょう
閉じかけた胸のしじまに差し込む 一筋の光を連れて家へと帰ろう
家へと帰ろう
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