故郷(ふるさと)

二度と会えないあなた
いつかは私をなつかしむかしら
ああ そんな時はひとりで
私のふるさと たずねてほしいの
金色の風が吹く 山かげのあの村
声あげて丘へかけてく
15の私が 今でもいるわ

あすは汚れた涙
流して生きてく私たちだけど
ああ それが辛くなったら
私のふるさと たずねてほしいの
夕空に雁が鳴き 葉が落ちるあの村
愛という言葉の意味も
知らない私が 今でもいるわ

虫の音がしみわたり 星が降るあの村
いつか会う人を夢見て
まどろむ私が 今でもいるわ
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