赤いジェラシー

雨が降る 2月の窓
カーテンの色を変えた
退屈な私に 部屋がまぶし過ぎる
ずっと赤い 不安の影に包まれ

昨夜(ゆうべ)の彼 変よ よく電話をしてた
駅で 街で 喫茶店で
最後の電話から 私の手をさけた
ジェラシー 触(さわ)れない 彼の指

雨が降る 心の中
彼は何故 留守だったの
日曜日の朝は いつも家(うち)にいたわ
一人だけで 出かける人じゃないのに

電話してもいない 電話もかからない
誰と 何処で 笑ってるの
私だけが一人 赤い砂漠にいる
ジェラシー 掴(つか)めない 彼の指

電話してもいない 電話もかからない
誰と 何処で 笑ってるの
私だけが一人 赤い砂漠にいる
ジェラシー 掴(つか)めない 彼の指
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