Misty Rain

「もう 離さないでね」
声にできないまま つぶやいていた
Tonight 銀色の雨
あなたの横顔が かすんでみえるわ

二人 同じ場面を 歩いているのに
何故かしら 遠い男性(ひと)ね

Misty Rain
無口すぎる私 置き去りにして
時間だけが 甘い夢をさらってゆくの
Misty Rain
熱い頬を濡らす 優しい雨に
つのる想いまで ためらってる
恋の雫が 重い

いま 溜息ついた
あいまいな仕草で 感じたのよ
そう 言葉じゃなくて
一瞬の瞳の動きで わかるね

長い髪かき上げて 俯く景色が
似合う女性(ひと) 慕(おも)うあなた

Misty Rain
「無邪気すぎる私 いけないですか?」
大人ぶった 低い声で尋ねてみたい
Misty Rain
こぼれ落ちる涙 雨にまぎれて
淡いときめきも 消えてゆくわ
恋のかけらが 痛い

Misty Rain
無口すぎる私 置き去りにして
時間だけが 甘い夢をさらってゆくの
Misty Rain
熱い頬を濡らす 優しい雨に
つのる想いまで ためらってる
恋の雫が 重い
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