海を見ていた

夢に見るのは あの海の
むこうに見える 遠い国

きっと迎えに 来るでしょう
花でも摘んで 待ちましょうか

一番 好きなあの人
揺れる小舟から 手を振った

あれから いつも 海を見ていた
大きな海に 夢を見ていた

風が運んだ 噂だと
私は耳を 手で塞ぐ

綺麗な人と 暮してる
きっと誰かの 意地悪ね

一番 好きなあの人
手紙の返事も届かない

かもめが 翼 広げて飛んだ
大きな海を 渡っていった

涙で海が 滲んで見えた
大きな海に 夢が消えてく
×