裸足のマリア

一粒の種を手にマリアは歩いてる
見上げる太陽
大人達の舗道で裸足のまま笑うの今日も
重いコートの下で小さな息を吐く
ビルとビルの間で大きな月は呼んでいる

遠くへ海の果てまで
この愛届けたまへ

一粒の種を手にマリアは夢を見る
白い壁にもたれ
街明かりで見えない夜空の星を見つめてた

遠くへ海の果てまで
この愛届けたまへ
やさしい風に吹かれて
喜び奏でたまへ
大きな雲の向こうへ
その手で描きたまへ
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