僕之故郷

この橋を渡り 潮の香り感じながら
何年ぶりかと考えて 目を閉じてみる
曲がりくねった道を行けば 故郷が見える
友の姿 なつかしく昔によみがえる
古里の山や海 古里の人や心
いつも思い出に残る ぼくのふるさと

この前まではほこりの道 自転車で転び
急いでは、けつまずいて 服も汚れてた
田んぼの中の近道は怒られたあの頃、
あいつもどうしてるかな…
子育て終わったかな…
想ひ出の家並木 想ひ出の海は青
もうすぐ逢えるだろう ぼくのふるさと

夕やけ波止場で座り込み カラスが行くのを見つめてた
あの頃何を考えて 何をしてただろう
れんげの中の弁当と 青い空に白い雲
ぼくの故郷 ここにある 夕暮れに思い出す
都会ぐらしの出来事は時の速さで忘れそう…
でも どんな時にでも思い出す ぼくのふるさと
でも どんな時にでも忘れない…
僕之故郷。
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