あなたが私にしたことは
忘れてあげない なんて言わない

あなたもあなたの存在も
忘れてあげるから

あなたが望むままに 今

摘み取られるのが花だと知っているの 痛いくらい
忘れ去られた花が どんなに哀しいか

会えないだけで泣いた夜も
聞こえない声探した朝も

どこかで笑ってるあなたに
踏み潰されもせず

忘れ去られた花のように

力尽きたメール打って 返事期待するのをやめて
歩き出そうとした瞬間に 鳴り響く

もがくほど絡み付く糸を
解く術を身につけた蝶は

おもちゃを捨てた子供のように
大人に目覚めてく

あなたに出来ることを さぁ

あなたが私にしたことは
許してあげない なんて言わない

忘れた花には止まらない
舞い上がる蝶になる

あなたが望むままに 今
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