光る

僕らは弱虫で
臆病な生き物
いつだって手探りで歩いている
ぶつからないように

それでも時々は
勇気を振り絞り
不器用でもがむしゃらに
自分を主張する

世界のほとりで綴る小さな歌
出来るだけ僕の想いを
君にまで届けたいんだ

みんなきっと
何かを決めるとき
言い訳を探している

それでも歌うことに
理屈など、ない

そうして
世界のほとりに生まれた一つの歌
出来るだけ声を震わす
君にまで伝わるはず

よどんだ静寂(しじま)を照らす歌になれ
嘘のない本当の言葉
奏でたい呼吸を合わせて

誰かじゃない
君へ
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