青春のさすらい

あなたを抱きしめたい 時の流れを止めて
さすらい人の夢を かなえてほしい
過ぎし日の なつかしい
想い出をいだくよに
涙に濡れた手で
くちづけしたいから

名前も知らないのに 心がかよいあう
たとえはかない夢でも くやみはしない
恐れずに 手をにぎり
幸福(しあわせ)をわかちあう
明日の悲しみは
大空へ流そう

木枯しの海を見た 凍つく星も見た
さすらい人の胸に 涙はたまる
遠ざかる 街の灯に
幸福も消えて行く
あなたのその腕に
いつの日か 帰ろう
×