すっかりマシュマロ

だれもいない だれもいない
夕暮れ 白いベンチ
目をとじたわ ふたり今が
チャンスと思ったから
くちびるに かかる息
ぴりぴり かんじてたのに
いつでも いちばん いいとこで
目がさめちゃうなんて 悲劇的
あなたにすっかりマシュマロよ
うけとめていつか

だれも来ない だれも来ない
お城のような部屋で
プリンセスとプリンスなの
ふたりは熱い気分
耳もとに触れる指
これから これからなのに
いつでも いちばん いいとこで
邪魔ばかりよ いじわる目覚ましが
わたしはすっかりマシュマロよ
抱きしめて どうぞ

いつでも いちばん いいとこで
目がさめちゃうなんて 悲劇的
あなたにすっかりマシュマロよ
うけとめて いつか
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