18金の夜

誰もいない街角
ガス灯に流れる霧
見つめ合う その瞳
今夜だけ 恋人で

石畳 蒼い影が
少しずつ 傾いて
18金 18金 抱きしめていた



タクシーを止めないで
夜明けまで 歩きたい

わがままを包むように
長い髪 腕の中
18金 18金 接吻(くちづけ)をした

セピア色 褪せてゆく
思い出のアルバムよ

時は遠い過去(むかし)も
ああ まるで 昨日のように
君のそのぬくもりだけ
鮮やかに 覚えてる
18金 18金 つけてますね

×