スワンソング

青空に目を伏せて
ぼくは船に乗り込む
桟橋を走ってる
君の髪 雪崩れて
死にゆく鳥が綺麗な声で
歌うように波が泣いた

君の優しい白い手
海の青にも染まらず
どこでボタン間違え
未来がずれたのか
ぼくと生きた数年が
君を綺麗に変えたね
すぐ泣いた君がこんなに
冷静装う

辛いばかりだね
遠距離恋愛
楽しくないのに
続けるのは無理か

ほんとうに終わりなの
君はコクリ頷く
桟橋の端に立ち
手を振っていたけど
潮騒の中 無声映画の
ようにひざを折って泣いた

丘の上から見下ろす
港 この景色が好き
晴れた日は遠い国から
鳥も飛んでくる

聞いて私たち
生きてる重みは
自分で背負うの
手伝いはいらない

青空に目を伏せて
ぼくは船に乗り込む
桟橋を走ってる
君の髪 雪崩れて
死にゆく鳥が綺麗な声で
歌うように波が泣いた

ほんとうに終わりなの
君はコクリ頷く
桟橋の端に立ち
手を振っていたけど

青空に目を伏せて
ぼくは船に乗り込む
桟橋を走ってる
君の髪 雪崩れて
死にゆく鳥が綺麗な声で
歌うように波が泣いた
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