冬の理由

姿を見かけたと 誰かが言ってた
波うつ髪をかきあげ 涙を押し殺してたと
歌声が聴こえる 翳った星々(ほし) 照らすように
彼女の声がいく 月光のなかを

私から去ってと君が言う 自分の道だけを進んでと
欲しいものを手に入れたらと
すでに手を入れてるものを なぜ探せというのか

粉雪舞う道に ふみにじられた薔薇が
ぬかるんだ空の下 もってる俺のすべてを

愛する人に あげてしまったんだ
泥にあせた真紅の 愛のかけらを

私から去ってと君が言う 自分の道だけを進んでと
欲しいものを手に入れたらと
すでに手に入れてるものを なぜ探せというのか

歌声が聴こえる 翳った星々(ほし) 照らすように
彼女の声がいく 月光のなかを
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