想い出に負けないほど

夕暮れ染める街角の
行きつけのカフェテリア

座る席させ ふたりは
昔のままだけど

ふと うつむく顔が
他人に見える

もっとあなたを知りたい 私を伝えたい
ふたつの心が遠い
想い出に負けないほど 気持ちを重ねたい
ねえ あの日の鐘に 戻ろう

受話器の向こうから あなた
相槌を打つけれど

時々返事忘れて
尋ね返している

いま その目になにが
映っているの

もっとあなたを聞きたい 私を話したい
ふたりの言葉が遠い
想い出に負けないほど 笑顔を残したい
ねえ あの日のふたりに…

もっとあなたを知りたい 私を伝えたい
いまを大切にしたい
想い出に負けないほど 未来(あした)を信じたい
ねえ あの日の瞳に 戻ろう
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