哀しい予感

三日月の側で
金星がかかがく
寄り添いながら 静かに泳ぐ
始まりの空に
けしかけられた恋
こうなるって、予感してた
出逢う前から もう
予感してた‥

いけない恋かもしれないね
愛してもいいの?
このまま、私を手放して
忘れてもいい
その目に刺されて倒れても
受け止めてくれる?
あなたを恨むかもしれない
恋を 信じてもいい?
愛を 信じてもいい?

煙草のけむりと
シナモン立ちこめた
今夜の席は 哀しい予感
此処しか逢えない
ふたりの逃避行
やり場のない その横顔
「君のせいじゃない」と
言われたって‥

いけない恋でもいいじゃない
愛されたいだけ
切ない明日が待ってても
泣いたりしない
「哀しい‥」って
瞳で あなたを刺してしまうほど
ぎりぎりの私に どうして
そんな嘘で 逃げるの?
「君のせいじゃない」って
恋を 信じてたのに‥
愛を 信じてたのに‥
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