何でもない日

フォークソングを唄いながら
何かとふけいる俺だ
一日の何分かを ギターをかき鳴らしている
新聞は見ないようにしている
何かと腹が立つから
一日の何分かを 腹を立てて生きている

それなのに俺は それなのに俺は
今もこうして 唄ってる

流れの激しい横断歩道の
車のきれを待ち渡る日もあれば
止まれ止まれと 睨みつけ渡る日もある
俺は独りで生きていくなんて
啖呵をきったはいいものの
打ち寄せる孤独と矛盾に 頭から倒れ込んだ

それなのに俺は それなのに俺は
今もこうして 唄ってる

それなのに俺は それなのに俺は
今もこうして 唄ってる
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