夕暮れの女

胸の奥に熱く燃えるもの
いつもあなた感じているから
人前でも恥ずかしいくらいに
指を噛んで心を鎮めるけれど
三日も逢わず電話もくれず
離れていれば 心が破けてしまいそう
待つ身の女になりたくないけど
こんなにも愛したことはないから

長い夜は 夢も汗ばんで
喉の渇きふさいでくれない
身体よりも本当は隣りで
腕枕(うでまくら)で眠れるだけでもいいの
あしたになれば きっといい日に
紺い背広で 日暮れに帰ってくれるはず
待つ身の女になりたくないけど
こんなにも愛したことはないから

三日も逢わず 電話もくれず
離れていれば心が破けてしまいそう
待つ身の女になりたくないけど
こんなにも愛したことはないから
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