そっと きゅっと

大切な 大切な キミがそばにいて
ありふれた毎日が カラフルになる

傘の中 ふたりして 耳をすましてる
雨音を 歌にして 晴れ間を呼んでる

立ち止まり 静かに待ってみたりとか
新しい自分がいて 戸惑うけれど

そっと キミの手を握りしめる そっと きゅっと
ただ キミの手が握りかえす そっと きゅっと

時は繰り返すことなく 流れ去るものなら
今キミがそばにいること それは そう奇跡だ

いたずらな 神様が キミを連れてったら…
そんなこと 考えて とても怖くなる

笑わせてみようと おどけてみたり
慣れてない自分がいて 可笑しくなるよ

そっと キミの瞳(め)を見つめてみる そっと ずっと
その まなざしは ボクの奥の 闇を てらす

少し寄り道をしていこう ゆっくり帰ろうよ
ありふれた今日も やがては 思い出の粒だよ

キミの手を握りしめる そっと きゅっと
また キミの手が握り返す そっと きゅっと

時は繰り返すことなく 流れ去るものなら
今キミがそばにいること それは そう奇跡だ
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