Cupido

窓越しに見える海 ひろがる空
トンネル抜けて 感じる潮風 心地よくて

夏休み最後の週末 みんなできたら
きっとさそえる 君と一緒に過ごす夏を
3歩先を歩く君のビーチバックのストラップを
ギュッとつかんで話しかける

カキ氷を回して食べながら笑ってた
変な色になった舌見せあって
君のストローの先が口に触れた気がした
目が合って でもそらして
でもやっぱり君をみつめてたいよ

来る時まで離れてた
いつのまにか二人の距離
ちぢまってきて手が触れそうで

帰り道の先に
沈む夕日を見てた
次の角でバイバイなんて
イヤだよ もっとこうしてたいよ

何千の星たち
二人をそっと照らす
こげた花火の香り いとしくて
見上げたら大きな花が 夜空にサク
はかなく散る 火花追って
そのまま君の横顔みていた

お願い神様!
ずっとずっと このままでいさせて
まだまだこの夏は
終われないから
優しく握った手
もう離れることはないよ
耳元でささやいた言葉
空に消え…

あぁひとすじの風が
次の季節運ぶ
大切なもの胸に残して
君と出会えたことが
今の僕を作ってる
あの夏の風と光
においも全部
今もずっと生きてる
×