空想カタルシス

何も告げずに 時間は巡るから
立ち止まれずに 僕ら迷いの中
何も見えずに 自分を捜すから
明日も何もできずに 僕は変われないまま

月の無い夜に星を探す様に
あての無い会話続けている僕ら
砕け散った夢は
星になってせめて
流れる様に

聞こえるだろう?
感じるだろう?
明日の足音たちが
それは僕ら残してきた
足跡の証だから
僕の歌が街をつつむ
ざわめきに溶けて行く
そしていつかどこかに居る
あなたにも届くのならいいよね

華やぐ街に混ざれはしないから
旅立つ僕にいつかのあなたが問いかける

A「お探しの物は何だい?」
B「何だかわからないんだ」
A「みんなが欲しい物かい?」
B「僕だけの宝物さ…どうやらココに無いな」
A「分かっているなら行きな。気の向くままに」

儚いだろう?
消えそうだろう?
僕の目指す光など
誰もみんな見向きもせず
欲しがりもしないだろう
だけどそれが何より強く
心を震わせてる
あなたじゃなく誰かじゃなく
僕に届けばそれだけで良いのさ

続く脳内空想カタルシス
終わりの無い空想カタルシス
続く脳内空想カタルシス
終わりの無い脳内

聞こえるだろう?
感じるだろう
明日の足音たちが
それは僕ら残してきた
足跡の証だから
僕の歌が街をつつむ
ざわめきに溶けて行く
そしていつかどこかに居る
あなたにも届くのさ、そうさきっと

続く脳内空想カタルシス
終わりの無い空想カタルシス
続く脳内空想カタルシス
終わりの無い脳内
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