おもいで走馬灯

独りが好きだと 意地を張るけど
ぬくもり恋しい 夜がある
逢いたくなるほど 背中をむけて
少し濃い目の 酒に揺れてる

哀しみがやがて 優しさになるなら
誰も 誰も 誰も
泣いたりしないだろう

心にあかりを そっと灯せば
思い出が浮かんで消える まるで走馬灯

夕陽を追いかけ 迷子になった
あの日を ふりむく夜がある
返事を書けない 手紙がふえて
遠いふるさと 胸で揺れてる

幸せはいつも 何気ないものだと
何で 何で 何で
失くして知るのだろう

心にあかりを そっと灯せば
泣き顔が浮かんで消える まるで走馬灯

哀しみがやがて 優しさになるなら
誰も 誰も 誰も
泣いたりしないだろう
×