BREEEEZE GIRL II

買いたての清涼飲料 「暑い…」とうだる俺の頬に
背後からそっと当てがって 嬉しそうに笑って逃げてく君 夏いね

街中が半袖の季節 負け組は冷えた部屋に逃げる
じゃあ俺は勝ち組なのか?って考えてたら 冷たさに脅かされた

笑いながら逃げる君と立ちすくむ俺がいる
この今の風景はきっと綺麗だろうな

見上げた太陽の眩しさに目を細めて
薄眼の世界で 涼風を感じて 真夏の中心で
陽炎の中を走っていく姿が見える
幻向こうに Oh, BREEZE GIRL BREEZE GIRL
遠くに行ってしまってる君を早く追いかけようと
俺も走り出した

夢中になって君を見る 夢中になって夏を見ている
ふたりで夏を辿る感じ 次の夏がどうだとか考えたくない!!!!

自分でもわかるくらいの透き通った感情
これもいつか冬のプールみたいに濁っていってしまうのだろうか?
目の前の今年の夏に問う…嗚呼

見上げた太陽の眩しさのそのせいで
薄目の世界で 涼風を感じて 涙が出そう
そんな俺の顔 立ち止まり心配そうに覗き込む君は
Oh, BREEZE GIRL BREEZE GIRL
大体、君にどんな顔返したか覚えてはいないけど
ぬるくなったジュースを一緒に飲んで笑った
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