のろいのように

何もしてないのに何だか疲れてる
外界(そと)は不埒ばかりカーテンを閉めよう
青空の向こうに分厚い雨雲が
涙の準備などしたい人は居ない

言葉にできない思いばかりで バランスとるのが関の山です

心がしくしく痛む日は
あなたに抱かれる夢をみたい
抱きしめられても足りなくて
のろいのようにわたしは眠れない 空気みたいに漂ったまま

例えば気に入りのスカートみたいに
ヒラヒラふわふわと春風みたいに
例えば路に生(た)つ、あの夜合樹(ねむのき)みたいに
気まぐれで陽気なわたしだったらば

形にできない理想ばかりで 現状維持が関の山です

孤独がじりじり迫る日は
愛するあなたの愛が欲しい
万策尽きても結局は
のろいのようにわたしは雲散(かわ)らない
夢の中から抜け出せないまま

孤独がじりじり迫る日は
愛するあなたの愛が欲しい
万策尽きても結局は
のろいのようにわたしは雲散(かわ)らない

心がしくしく痛む日は
あなたに抱かれる夢をみたい
抱きしめられても足りなくて
のろいのようにわたしは眠れない 空気みたいに漂ったまま

のろいのようにわたしは眠れない
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