オマエだけを

鉛筆握って夜な夜な悩めば 時代遅れかなって頭を掻いた
それも才能やねって その日から俺のあだ名は
時代遅れ君でした 二人物語

オマエだけは離さないぜ オマエだけに歌っていく
辛いことも悲しい日も 俺達なら越えていくさ
オマエだけ オマエだけを

情熱だけは胸に売るほどあるって ぶっきらぼうに描いた青すぎた空
上京するって見せた片道チケットが
泣き笑いの涙で 滲む物語

オマエだけは離さないぜ オマエだけに届けるから
アホな男 ガムシャラ編 この街から届けるから
オマエだけ オマエだけを

夢追いの住人が落として行くのは 真っ直ぐな強さと残してきた恋
苦味漬す日々と仲良くするのは 切なさからでしょうか

呑めない酒で二日酔いに唸って 何年かぶりに見る日焼けした手紙
色褪せない言葉はまるで昨日の事のように
初恋を思い出す 若い物語

オマエだけ オマエだけは忘れないぜ オマエだけは忘れないで
アホな男 戦う日を いつかいつか届けるから
オマエだけ オマエだけを
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